男の子3歳の七五三はどうする?

    男の子3歳の七五三

    カメラマン的には、やっぱりした方が良いと思います!笑
    理由は、かわいいから!シンプル。
    ですがかわいいから以上におすすめしたい理由、私の考えをご紹介していきたいと思います。

    3歳男の子はどんな着物を着るの?

    3歳の男の子のお着物は、女の子と同じく着物を着てから被布を着るスタイルが主流です。
    まれに袴を着るお子様もいらっしゃいますが、袴は5歳にとっておいて、3歳には3歳のかわいさを存分に感じられる定番スタイルがおすすめです。
    見た目かわいい、着る本人からしても、動きやすそうです。
    動きやすいのは3歳にとって、とても大事です。
    その理由も続きを読んでいただけるとご理解いただけると思います。


    主役登場! クロックスから草履に履き替え中。
    でもやっぱり草履が嫌で、クロックスで祈祷の受付へ向かいます。

    撮影時の様子は?

    3歳の男の子の七五三は、走る!か、抱っこ!です。
    しかも草履は嫌がるので終始スニーカーという子も。
    草履を履いてじっとしてくれているなんて数秒。
    一瞬のすきをつき、七五三っぽい写真が撮れます。笑


    抱っこ抱っこで甘える子もいれば、泣いちゃう子もいます。


    鳩を見つけたらすぐに追いかけるし、草履なんて脱げて放置され哀愁が漂っている。


    普段のお子さんの様子を見ていれば、「そうだよなー」と思われると思います。笑
    着物を着たから、七五三のお祝いだからといってその日だけじっとしているなんてことは難しいですよね。

    3歳男の子、七五三撮影時の心得!

    だからといって、3歳の七五三はしないという一択はもったいない。

    走ったり甘えたり、泣いたり、いやいやしたり。
    そういう姿がかわいらしい。
    そういう姿が愛おしい。

    七五三は、そんな普段通りの姿を残す良い機会と捉えるのがよいのかなと思います。

    ママにたっぷり甘えたり、パパには高い高いをしてもらったり。
    疲れたらお菓子をつまんだり。
    お子さんと一緒にめいっぱい楽しむ!もしくは、お子さんをめいっぱい楽しませる!
    そして少しの諦めと、全てを許す覚悟。。難しいと思いますが、、

    走っても泣いてもいやいやしても大丈夫。
    ご家族のペースに合わせてどんな瞬間だってしっかり残しますし、見守ります。
    カメラマンの前だからしっかりしなくちゃ という構えは不要です。

    主役のお子さまが楽しみ、お子さまの心を満たしてあげるのが一番だと思います。

    心が満たされれば笑顔は出てくるし、それが写真にもムービーにも残ります。
    どうやったらお子さまの心が満たされるのか?どうしたら楽しんでもらえるのか?
    といつも考えながら撮影しています。

    撮影時にぜひご用意ください

    ①履き慣れたスニーカー(必須)

    持っていくというか、、最初から最後まで履いているかも知れません。
    なるべくなら草履を履いたカットも撮りたいと思いますので、タイミングを見てお声がけしますが、お子さまが乗り気でなければ無理強いはいたしません。

    ②お菓子や軽食

    心を満たすということで、、どうしてもがんばれなくなった時のために。
    序盤からあげてしまうと、ちょっと撮ったらお菓子、ちょっと歩いたらお菓子、というように、お菓子中毒のようになってしまうのでタイミングは要注意です。
    でも、お菓子を食べた時の笑顔ってまた格別なんですよね。
    そして個人的には、おにぎりを食べている小さな子ってかわいくて大好きなので、小さく握ったおにぎりなんかもいいなと思います。
    お母さんが持っているハンカチをくるっと首に巻いてスタイ代わりにするのも、愛情溢れている感じがして好きです。(超個人的ですみません)

    ③お気に入りの小さなおもちゃや布類

    不安がっていたり、緊張していてなかなか笑顔が出なかったりしたら、こういうものをさっと出して持たせてあげると安心できて良いと思います。
    後で見返して、「あ〜この時、これにはまってたよね」とか、「これずっと握ってたよね」って思い出したり、話の種にもなるのでおすすめです。

    すぐ5歳の七五三がきちゃうよ

    え もう5歳? ついこないだ3歳の七五三やったばっかりだけど??
    ってなると思います。実際。笑

    だから、例えば3歳は数え歳でやって、5歳の時は満でやってみるというのも良いかも知れません。

    でも、たった2年ですが、3歳と5歳ではぜんぜん違います!
    まず、しっかり喋る!2年ぶりに会うカメラマンとしてはまずここに驚きます!

    そしてもうすっかり草履を履いて袴で颯爽と歩いたり、袴にさしてある扇子でポーズをとってみたり‥
    何よりママに抱っこ抱っこ!っていう子はあまり見ませんし、ママに甘えるのもちょっと照れたりしています。
    あんなに甘えていた姿が懐かしい‥

    まとめ

    男の子3歳の七五三についてカメラマン目線で書いてみました。

    七五三のお祝いの準備をするとなると、着物を予約して、おじいちゃんおばあちゃんを呼んで、食事の手配をして、当日は引率もして子どもを甘えさせて‥
    というのは大変だと思います。

    まずは3歳の七五三はママとパパとお子さんだけでやってみて、5歳にはおじいちゃんおばあちゃんも呼んで、食事もして盛大にお祝いするのも良いのかなと思います。
    あまり気負わずに、心に余裕もつことが大切なことだと思います。

    もし3歳の七五三をしなくても、年に1回くらい家族撮影をして家族の姿を残していくと、お子さまの成長と家族の記録になるのでおすすめです。

    迷われている方の参考になれば嬉しいです。

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